前橋フィールドミュージアム

第1展示室 考古資料展示コーナー

縄文時代~中世にかけての赤城山南麓の歴史を紹介しています。入口では4頭の馬形埴輪がおでむかえ♪

1万年間にわたる縄文時代、赤城山の南麓地域には各地から人々が集まっていました。それは、イノシシやシカといった動物や、ドングリ・トチなどの木の実や山菜など「山の恵み」が豊富で、交通の要衝であったこの場所は、縄文人にとって特別な場所だったのでしょう。このため、大小さまざまなムラがつくられ、大きく栄えていたことがこれまでの調査から分かっています。

狩りや採集を生活基盤とした縄文時代から、水田耕作などの農耕が生活の中心となった弥生時代には、ムラの規模や数は小さくなりますが、耕作しやすい谷地の周囲にはムラがつくられました。そして、古墳時代に入るとムラの数は飛躍的に増加し、大室古墳群や月田古墳群をはじめとした数多くの古墳が築かれるなど、赤城南麓地域が大きく発展したことがうかがえます。

1階第1展示室 民家の台所コーナー

 ここでは、一昔前の台所を再現し、古き良き暮らしを体感できます。知っている道具があるかな?

1階第2展示室

 この展示室では、長く生活の柱となってきた農業と養蚕に使った道具を展示しています。どんなことに使っていた道具なのか想像しながらご見学ください。

2階学習室・ロビー

学習室は木造教室の雰囲気を再現したつくりとなっており、当館での講座などを開催しています。また、ロビーはこの地区の歴史を深く知るための資料を配架しています。