2019年粕川歴史民俗資料館春期企画展「赤城山南麓の製鉄遺跡」開催中！

　赤城山南麓地域では、遠く旧石器時代から中世までの数多くの遺跡が見つかり、発掘調査が行われています。

　この中で、古代の鉄つくり―製鉄―に関係する遺構は、1961（昭和36）年調査の片並木遺跡（かたなみきいせき　苗ケ島町）の製鉄炉例を嚆矢として、古墳時代末（7世紀代）から平安時代初め（9世紀）にかけての遺構が7遺跡で確認されています。

　今回の企画展では、これらの赤城山南麓の製鉄遺構の内、群馬県内で最古段階の製鉄炉（長方形箱形炉）が初めて見つかった粕川町深津の三ヶ尻西遺跡（みかじりにしいせき）を中心に紹介し、赤城山南麓の古代の鉄つくりを概観します。

開催期間：平成31年4月26日（金）から令和元年9月22日（日）まで
開館時間：午前10時から午後4時まで
休館日毎週月・火曜日（但し祝日の場合は開館し翌日が休館）

その他期間中、講座や講演会を開催予定です。
詳細についてはホームページ等でお知らせいたします。

お問合せ先：前橋市粕川歴史民俗資料館０２７ｰ２３０ｰ６３８８
　　　　　　前橋市教育委員会文化財保護課０２７ｰ２８０ｰ６５１１