芳賀地区は赤城山南麓の斜面に位置しており、昭和48年以降、工業・住宅団地の開発に伴って大規模な発掘調査が行われ、旧石器時代からの生活の痕跡が残る地域です。
令和6年に作成した『まえばし地下マップ(芳賀地区)』にちなんで、縄文時代中期中頃に繁栄を迎えた五代遺跡群(五代伊勢宮Ⅳ遺跡、五代深堀Ⅲ遺跡)の縄文土器8点を展示しました。
これらの土器は、立体的で突出した飾りをもつ個体や粘土紐や半分に割った竹菅で模様をつけた個体など、赤城山南麓だけでなく、長野県や東北地方でみられる特徴的な文様を持っています。様々な地域の人々が赤城山を目指して活発に活動していたと考えられます。
芳賀市民サービスセンターげ足を運ばれた際には、時間の許す限り縄文土器の魅力をご堪能ください。