前橋市には多くの古墳があり、古代から栄えた長い歴史があります。
文化財保護課では毎年小学生の夏休み期間に「夏休み考古学教室」と題して古代グッズ製作イベントを開催しています。
今年度の第3弾として、8月9日(金)に「古墳ジオラマ作り」を実施しました。
今回古墳ジオラマ作りは初めての試みでしたが、たくさんのご応募をいただき22名の児童が参加してくれました。
今回は教室の様子を紹介します。
古墳は昔の偉い人(指導者や権力者)が眠るお墓のことです。
群馬県にはおよそ13000基、前橋にはおよそ1600基ほどがあったと言われています。
当時の人は大きい古墳を作ることで強さを示していたそうですが、前橋にも総社古墳群や大室古墳群など大きな古墳が今でも残っています。
今回は好きな古墳イメージして古墳ジオラマを作っていきます。
作りたい古墳の形が決まったらいざ制作です!
まずは粘土で形を作り、完成形をイメージしながら土台に絵の具で色を塗っていきます。
色を塗り終え、粘土が乾いたら装飾をしていきます。
スポンジや石をまわりに貼り付けたり、木や動物、はにわ等で飾り付けをしていきます。
余った粘土で円筒埴輪を作り大室の中二子古墳を再現している児童や、総社資料館横にある蛇穴山古墳をみながら真似して作る児童がいて個性豊かな古墳がたくさんできあがりました。
装飾が終われば完成です!
古墳の種類はたくさんあるので、違う形の古墳ジオラマにもぜひ挑戦してもらいたいです。
みんなとても上手にできました◎