前橋市には多くの古墳があり、古代から栄えた長い歴史があります。
文化財保護課では毎年小学生の夏休み期間に「夏休み考古学教室」と題して古代グッズ製作イベントを開催しています。
今年度の第1弾として、7月25日(木)・7月26日(金)の2日間で「はにわ・どぐう作り」を実施しました。
2日間で計33名が参加してくれました。
今回は教室の様子を紹介します。
作業の前にはにわとどぐうの違いや古墳時代について少しだけお勉強をします。
前橋市内出土のはにわや様々な形のはにわを学びました。
歴史を学んだらいざ製作です!
このようにテラコッタ粘土を使ってはにわ・どぐうを作っていきます。
最初は筒状に粘土を積み重ねてから頭を被せはにわの胴体を作ります。
盾を貼りつけたり、好きな顔のパーツを作ったり完成に近づけていきます。
最後に思い思いの柄をベンガラと呼ばれる塗料で塗ったら完成です。
1ヶ月間湿度の高い暗所で保管したのち、いよいよはにわの焼成です!
じっくりと時間をかけながら最高800℃まで上がるガス窯で7時間かけて焼きます。
そしてはにわ・どぐうのできあがりです。