このたび、元総社公民館内の埋蔵文化財展示コーナー(ホール入口正面)の展示替えを行いました。
今回は、令和3年度に発掘調査を行った元総社蒼海遺跡群(146)から出土した小刀・刀子(とうす:携帯用の短い刃物)、鎌などの鉄製品を展示しています。
弥生時代には鉄器や技術が日本にもたらされ、鉄製品の武具や農具が用いられていましたが、貴重品の一部でした。やがて、古墳時代の終わりごろ東日本に製鉄技術が導入されると、次第に鉄製品が生活用具として広く用いられるようになりました。
他にも、推定上野国府跡に関するパネルや出土遺物を展示していますので、お近くに行かれた際には、ぜひご覧ください。
<元総社公民館案内図>