前橋フィールドミュージアム

令和6年度春期企画展「発見された銅銭」開催

前橋市内の一括出土銭

粕川歴史民俗資料館

今回の企画展は、総社村東03 遺跡を中心として、これまで前橋市内で検出された一括出土銭を紹介し、その意味を考える企画としました。ここで言う一括出土銭とは、銅銭が一定の場所からまとまった状態で出土したものを指していいます。したがって、墓に遺体と共に納められた六道銭などもそれに該当します。このまとまって出土した銭の呼び方には幾通りかの呼び方があります。埋納銭、備蓄銭、埋蔵銭、そして今回の企画で使用した一括出土銭という呼び方です。今回は、その銭の出土状態を端的に示す用語として「一括出土銭」という呼称を用います。

 

開催期間中、展示品解説や講演会も実施いたします。

是非お気軽にお越しください。

 

【開催期間】

令和6年4月27日(土)から令和6年9月1日(日)まで

開館時間

午前10時から午後4時まで

*月曜日・火曜日は定休日です。(月・火曜日が祝日の場合開館し、祝日後の平日が休館)

 

【関連講座開催決定】

今回の企画展「発見された銅銭ー前橋市内の一括出土銭ー」の関連講座の開催が決定しました。

開催日程

第1講

令和6年6月2日(日曜日)

午後1時30分から

講師は大塚 昌彦先生(日本考古学協会会員)

 

第2講

令和6年7月21日(日曜日)

午後1時30分から

講師は櫻木 真一先生(下関市立大学名誉教授)

 

定員:30名(先着順)

対象:全2回の講座に参加いただける方

 

前橋市文化財保護課:027-280-6511までお電話ください。